ネス湖編 |
|
2003年06月20日(金) うすぐもり、風が冷たい
9時出発。スーツケースを預かって貰う。お陰で身軽に移動可能になった。感謝、感謝。 駅へ行きインターネットカフェで、Osloのホテル予約の確認メールを出す。 列車の出発まで時間が有るので、駅で荷物を預け、Royal Mileへ行く。ここは何度見ても 素晴らしい。昨日、殆ど見なかった「ロイヤル博物館」へ行く。
すこし見学の後、エントランス・ホールにある カフェでコーヒー、サンドウィッチ(£5.5)。
エジンバラ - インバネス 駅に戻り荷物を受け取り、13:40発の列車に乗る。最初どこのホームか分からなかった。20分前になってようやくホームが表示される。No.16。 座席指定の「12B」のBが分からない。仕方なく適当に座りしばらく考えていると、BがBack、FがFaceと言う事に気が付いた。 つまり、進行方向に向かって座る席がF、反対がBとなる。
15:40頃、車窓よりブレア・アーソル城が見える。白くてきれいな城、機会があれば行って 見たい。
インバネス市内 17:07、定刻どおりインバネス到着。 近くにあるバスターミナルで時刻表、ツアーの資料をGet。
17:40、ホテル着。フロントへ行くといきなり、名前の入った紙を出された。 部屋はまあまあ、Wベッド、トイレ・シャワー付き。但し、少し古い。 少し休憩して街の散策。飲み物を買いキオスクへ。
【レジのおばちゃんとの会話】 オ:「休暇かい?」 私:「そうだよ」 オ:「エンジョイしてね」
私:「有難う」 優しい。
夕食
夕食はホテル内のPUBで、ギネス(£2.3)とチャーハン(£5.6)。 このチャーハン山盛り、とてつもなく量が多い。満腹、味もまあまま、チキン、小エビもどっさり。 ちなみに、PUBもフロントのお兄さんが担当。 ガイドブックに、「ウミネコの声が聞こえる駅」とあったが、本当にその通り。 部屋からもうるさいほど聞こえる。
|
泊まったホテル |
部屋からの眺め |
泊まった部屋 |
|
2003年06月21日(土) くもり時々小雨、時より日が差す
6時半起床、昨夜TVを見て夜更かししたので眠い。 8時過ぎ朝食、あまり代わり映えしない。ハギスはなし。
9時前に出発、少し待ってIで今日のツアーバスの予約(£25)。 予約表をみると他に誰もいない、少し不安。
時間があるので市内の散歩。しばらくして、メールを読むことを忘れていた事に気が付き、Iへ戻りインターネットする(£1/20分)。あまり速くない。
ネス湖1日バスツアー、ネス湖クルーズ付き
定刻の少し前になってもバスが分からない。 よく見ると目の前にそこの会社のバスがあった...。 でも運転手に聞くと違うとの事。 最初止まっている場所を教えてくれたが、結局そこまで連れて行ってくれる事になった。丁度そのバスの運転手が近くにいたので、そこで引き渡され連れていかれた。
そのバスは、最初そうだと 思っていたが、誰も乗っていなかったので違うと思っていた物。 結局は、待っていた場所にいても問題はなかったのだが。要は少し早すぎたと言う事。
乗客は5名、年配の夫婦、2人組みのドイツ人の女の子、自分。 10:45発 少しだけ市内観光をした後、ネス湖畔を走りながら、フォートオーガスタスへ。天気はイマイチ、寒いし。 途中3回ほど写真タイム。
スコットランドの風景1 |
ネス湖南端 |
|
ネス湖東岸 |
古いお墓 |
古い橋 |
スコットランドの風景2 |
|
フォートオーガスタス
12:15着、ネス湖の端にあり、閘門があるキレイな村。ここには是非行きたかったので、しばし感動。美しい村。時々小雨ながら、外でサンドウィッチを食べる。 13:10発
ネス湖2000
13:45着、入場料はツアー代に込み(£5.75)。内容は、ネッシーについてその歴史、過去の経緯を科学的に説明をしている。最後は恒例のショップ、ネッシーがいっぱい。
14:45発
ネッシーもいる |
ネス湖・ネッシーの博物館 |
|
フォート・オーガスタス1 |
フォート・オーガスタス2 |
閘門で待つボート |
|
アーカート城(Urquhart Castle)
14:55着、ここからのネス湖の景色を見るために来たようなものなので期待大。 期待は裏切られなかった!! 最初に7分ほど、映画を見て概要をつかみいよいよ城へ。ほとんど廃墟なのだが、とにかく感動。写真を取りまくる。
ところで、ここからはクルーズで 帰るのだが時間を聞いていない...
全体のスケジュールから、出航時間は大体わかっていたので問題ない(と思う)し、船着場も目の前、船の名前も聞いていたが少し不安...
アーカート城3 |
アーカート城4 |
|
アーカート城1 |
アーカート城2 |
|
ネス湖クルーズ
15:45出航。 船は割と大きなもので、ゆっくりとネス湖を遊覧、大した説明はなし。 17時少し前、ネス湖の端に着いたので、ここまでと思ったら、運河に入って行く。途中閘門が1箇所あり
両側は緑、本当に景色は良い。 17:30、インバネスの外れに到着。バスが先回りで待っていた。 10分ほどでI前に到着。
ネス湖 |
船は疎水を通る |
夕食 昨日のおばちゃんの店で、飲み物補充。
18:00、ホテル到着。 一息いれて、Pubで、ラガー1/2(£1.05)、チキンカレー(£5.75)。 昨日ほど量は無いが、一応満腹。 ホテル内に、手ごろなPubが有るのは実に嬉しい。 夕食の心配がいらないし、値段も充分安い。 |
湖上から見たアーカート城 |
ネス湖西岸 |
|
2003年06月22日(日) 小雨が降ったり止んだり
今日は日曜なので、朝食は8時から。 朝はゆっくりして9時過ぎ出発、 天気が悪いし寒い。 Iで乗り降り自由のバスチケットを購入(£8.5)、すれ違いに昨日一緒だった年配の夫婦の奥さんと会う。向こうが先に気がついて、挨拶をして来た。 少し待って、奥さんの用が済んだあと少し話をする。 同じ所へ行くつもりのようだが、 今日は天気が悪いので明日にするらしい。今日は近場で過ごすとの事、
何処だろう? 後から旦那も現れる。しかしこの夫婦、仲が良い。50台後半と見た。言葉のなまりから、オーストラリアかニュージーランドでは無いかと思う。
バスの出発時間まで少しぶらつく。
ボロの観光バス 10:15発、
このバス、外見は派手できれいそうに見えたが、中はハッキリ言ってボロ。 何処かの市内バスで使われてた物のお下がりで、塗装と椅子だけを取り替えただけ。 一応ダブルデッカー。
雨が本格的に降り出す。途中のカロードゥンで降りようか迷ったがパス。 晴れていたら降りたかも。
コーダー城(Cawdor Castle)
10:55着、ここは是非来たかった場所の一つ。思ったより小さい。 入場料(£6.3)を払い中へ。窓口のおじさん結構丁寧。 冬は持ち主の伯爵が本当に住むとか。今まで見てきたお城の中で、一番生活観がある。 ある部屋には電話機が
置いてあり、TVとVTRらしき物も有った。上手く隠して有ったが。
中に何人か説明兼監視役の人がいたが、1人から、「日本人か」と聞かれ「そうだ」と答えると、自分の息子が千葉県で働いていて、「奥さんと一緒に3回日本に言った事がある」と言われた。 少し、展示されている物について質問したり、また、「トヨタの工場見学をした時、同じラインで 7車種作っていたのには驚いた」等、
結構楽しい会話が出来た。
城の中自体は、それ程豪華絢爛と言う事は無いが(骨董価値は別にして)、ひどく落ち着いた感じがした。
この城は「マクベス」の舞台になったらしい。また、ある部屋に「枯れた木が一本だけあり」不思議に思っていたが、あとからガイドブックを読んでみると、「夢のお告げ」の木だった。 最後は、例の如く土産物屋になっており、少しだけ購入。 外は雨が結構降っているが、庭園を散歩する。実に素晴らしい「フラワーガーデン」。 色とりどりの花が咲いて、手入れも行き届いており、とても綺麗。 もう少し見ていたかったが、雨と次のバスを逃すと90分後になる為切り上げる事にする。 12:25のバスが遅れて、12:40発 |
コーダー城1 |
コーダー城2 |
コーダー城の庭園1 |
コーダー城の庭園2 |
|
フォートジョージ(Fort George)
13:00着、ここは海辺にある大きな砦。中は今でも軍が使っているらしいが、何故か中を 自由に見て回れる。
雨が酷くとうとう傘を出した。 入り口近くで太ったおばさんが、弓の説明を聞いていたので一緒に聞いていると、おばさんが 実際に弓を引かせてもらった。
説明の途中で実演の(当時の服装をしていた)人が、 「日本から来たのか、これ(弓) と同じ物が日本にも有るだろう」と言ってきたので、 「有るよ、’ゆみ’と言うのだよ」と答えた。 おばさんは何回やっても上手くいかなかった。 するとおじさんが、「あんたもやってみろよ」と言うので
トライ。 的は外したが、結構良い線いった。
中をぶらぶらするが、それ程感激する物はない。ただ、よく見ると建物に「xx年」と建てられた 年月が表示してある。大体250年位前の物が多い。しかし、良く今でも建って(使って)いるものだ。
砦の外れは、砲撃が出来るよう高くなっており、そこに上れるようになっている。 晴れていれば景色が 良いと思うが、今日は霞んでよく見えない。
帰りがけに、敷地内にある「ハイランダ-博物館」に寄ってみた。 受付のおばさんが、「今日は日本人は初めてだよ」と言いながら、中の説明をしてくれた。 中はハイランダ-関係の軍の資料、記念品が展示してある。
また、寄せ書きの日の丸や、銃剣なども展示してある。 帰りがけに、おばさんから 「楽しめたかい」と聞かれたが、答え様が無いので「ハイランダ-が良く分からん 」とお茶を濁そうとしたら、「うちの亭主が詳しいから」と言いながら、旦那をうらから呼んできた。 慌てて、「2時15分のバスに乗るので時間が余り無い」と言いつつ旦那の話を少し聞く。 5分しかない。
慌てて記帳して(おばさんに言われた)外に出る。
ぎりぎり15分にバス停に到着。 多分遅れると思って いたが、予想通り15分遅れの14:30にバス到着。 雨が激しくなってきた。 しかしこのバス、雨漏りはしているし、水溜りを通ると、室内に水が 入ってくる。 15:00、インバネスの街に到着。
インバネス市内
ホテルに戻るには少し早いので、街の散策。4時少し前、ホテルに到着。 しばらく休んで、雨も上がったので再び散策。 駅前のショッピングセンターをのぞいてみたが、
これはデカイ。 大きなスーパーが繋がっており、また、専門店も沢山入っている。
探検も終り、帰ろうとすると外は大雨。「軽装」で出てきたので傘がない。 しかたなく雨宿り。 一向に止む気配が無いので、「アイルランドスタイル」で帰ることにする。 17:30ホテル着。 18:00、Pubへ行きギネス1/2(£1.15)x2杯、ロースト・ラム(£6.25)で夕食。 |
Fort George1 |
Fort George2 |
Fort George3 |
Fort George4 |
|
2003年06月23日(月) くもり、小雨。朝のうち少日が差した
当初の予定では、オークニーへの日帰りツアーの予定だったが、全工程15時間に恐れをなしパスした。 今日は、少し疲れているので、のんびり過ごす事に。
朝一番で、ホテルの近くにある教会を見学。人はいない。
かなり古そう。 インターネットでメールを確認。Osloのホテル予約の確認が出来ていなかったので、一昨日催促のメールを出しておいたのだが返事が来ていた。確認OK。
市内見学と言っても、それ程見所がある訳でも無いので時間を持て余す。 土産物屋や、市内を見渡せる高台へ行ったりする。 昼食はケンタッキー(£3.99)。 ここのお姉さん、ハッキリ言って何を言っているのかさっぱり分からない。Scotsの洗礼を始めて受けた。 勿論他の人もScotsなまりが有るが、聞き返すと大抵は分かる英語で話してくれる。 だが、このお姉さんはNG。もっと親切にしてよ!!
14:00、ホテルに戻り1時間程昼寝。やはり疲れが溜まって来ている。 最近良く歩いているし、何より精神的に疲れるのは当然。 夕方、もう一度散歩に出かけ、お菓子をGET。
18:00、Pubへ行きCider(1パイント £2.3)、結構美味い。 夕食はタラのフライ。魚もでかいが
チップスも山盛りついてきた。満腹&少し酔った。 |
|
2003年06月24日(火) くもり、徐々に回復、エジンバラは薄日が差す
12:45の列車でエジンバラへ戻る。 発車まで、少し時間が有るので、メールの確認と デンマーク国鉄の時間確認。 どうも時間がかかり過ぎるようだ。場合によっては、Copenhagen-Osloは飛行機も検討する必要がある。
10:30頃、Iのテラスから外を見ていたら、例の夫婦が自分と同じコースのバスに乗っていた。 2階席の最前列。楽しんで下さい。 後は、Invernessの見納めの為、お城のベンチで暫く景色を堪能とふらふら。
インバネス - エジンバラ 列車は3両編成。また、席が良く分からない。来た時とは違う新型車両。 乗りごこちは非常に良く、ディーゼル
の割には音も静か。
最初座席がまた分からなかった。理由は単純、コーチBの「Bの席カード表示」を、B/Fの表示と見間違え、また、Fの席が予約されてなかったので、自分の席に予約カード表示がないと思い違いをした為。暫くして間違いに気づき解決。
しかし、ここの列車、時間が正確。3時間以上走って、ほぼピッタリの時刻にエジンバラに 到着した。
「Scot Rail」侮りがたし。
16:30、B&B到着
この前とは違う部屋。つくりはほぼ同じで、シャワーの場所が左右反対、TVの 型式が多少違う。 明日の朝、8時半には出発するので、今日の内に支払いは済ませる。
夕食は例のとても美味しかった照り焼きのチキンと大き目のサンドウィッチ、サラダ、ヨーグルト。しめて£6.06。 やはり食費がかさむ。 そう思うと、昨日までのPubディナーは、£6前後で
割安感がある。もっとも、ついでに何か 飲んでいるので少し高くなってはいるのだが。 と言うわけで日本食はパス。まあ、コペンハーゲンにも有るだろう。きっと高いと思うが。
ここは、バスルームに乾燥用のヒータが付いているので、Tシャツ2枚、シャツ1枚洗濯をする。 明日までに乾く事に期待しよう。 |
エジンバラ駅の屋根と
ロイヤルマイル |
エジンバラ駅前とエジンバラ城 |
駅前に止まっているツアーバス |
|